コノキ・ミクオ新春展

~平面・立体など30点の美の展開~

コノキ・ミクオ(此木三紅大・1937年生まれ)は、美大を卒業後、イタリア・ローマに留学。洋画家としてその道をスタートした。帰国後、新進の若手画家たちとともに、より自由で活発な作家集団「青枢会」を創立。その後、日本扇面芸術協会、日本ガラス絵作家協会の創立など、生命讃歌を掲げて50年に亘る活動を続けている。アトリエを千葉県八日市場市(現・匝瑳市)に移して30数年、地域の文化交流や埋もれた作品に対する発掘顕彰などにも確かな足跡を見せながら、個の芸術活動を続けている。

 近年、コノキが新たなる創作活動の萌芽を見せたのは鉄の造形・ガンダ彫刻である。ガンダ(鉄の廃材)や木片を芸術作品として蘇らせた作品群は国内外で大きな反響を呼んだ。

 今回は、近作の絵画・ガンダ彫刻30点を展示しております。

◎併催  館所蔵・名画・茶道具展

  

 

 

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