コノキ・ミクオの芸術展 -時のページをめくる-

2020年11月13日~12月20日

 コノキ・ミクオ(此木三紅大)は、美大を卒業後、イタリア・ローマに留学。洋画家としてその道をスタートしました。

帰国後、新進の若手画家たちとともに、より自由で活発な作家集団「青枢会」を創立。その後、日本扇面芸術協会、日本ガラス絵作家協会の創立など、生命讃歌を掲げて六十年に亘る活動を続けています。

地域の文化交流や埋もれた作品に対する発掘顕彰などにも確かな足跡を見せながら、個の芸術活動を続けてきましたが、今回、新型コロナウィルスの蔓延という予想だにしない事態に直面し、各美術館も休館を余儀なくされ、我々も芸術家としての活動の範囲を狭くせざるを得なくなりました。

コノキ・ミクオはこの事態を受けて、アトリエに籠り、コロナ禍で混沌としながら変動する世の中の、「時のページをめくる」べく、新しい美を模索し、制作に専念しました。

今回試みた約七十点の絵画を制作発表いたします。

是非ご高覧下さいませ。

 

◎併催  館所蔵・茶道具名碗展

  

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