2021年3月12日~4月11日
コノキ・ミクオ(此木三紅大)は、美大を卒業後、イタリア・ローマに留学。洋画家としてその道をスタートしました。
帰国後、新進の若手画家たちとともに、より自由で活発な作家集団「青枢会」を創立。その後、日本扇面芸術協会、日本ガラス絵作家協会の創立など、生命讃歌を掲げて60年に亘る活動を続けています。
地域の文化交流や埋もれた作品に対する発掘顕彰などにも確かな足跡を見せながら、個の芸術活動を続けてきましたが、今回、新型コロナウィルスの蔓延という予想だにしない事態に直面し、各美術館もギャラリーも休館を余儀なくされるなど、芸術家は発表の場を失い、活動の範囲を狭くせざるを得なくなりました。
コノキ・ミクオはこの事態を受けて、アトリエに籠り、コロナ禍で混沌としながら変動する世の中の、「時のページをめくる」べく、新しい美を模索し、実験し、制作に専念しております。 この時に生み出された新しい絵画、約70点を展示いたします。是非ご高覧下さい。
●同時開催 館所蔵・茶道具名碗展
黙黙黙
鼻うそやぐ
鼻様
鼻嵐
黙黙
鼻うそやぐ
白い鼻
浮上
陽
夜の窓
歩む
蝶
八つの心
千窟
上がる
山山
窟
うしろむ