煌めくガラス絵展

~日本ガラス絵作家協会会員20名による~

平成28年11月3日~11月27日   イベント 毎週 土・日曜日に「ガラス絵体験教室」1500円

 ヨーロッパでステンドグラスの補修として開発され描かれてきたガラス絵が、清時代に中国に渡り、さらに日本へと伝わったのは、十七世紀頃といいます。

当時は、びいどろ絵、玉板油絵などと呼ばれて、ガラス自体がとても貴重なものでした。十八世紀には司馬江漢が、十九世紀には葛飾北斎なども描いていたようで、時代時代に、著名な作家の余技として伝わってきました。

 ガラス絵は、平らな板ガラスの裏側に描かれます。それを表側からガラスを透して鑑賞いたします。そのため描くときは左右が逆になります。また、絵の具の上に塗り重ねた色は、表からは見えないので、描き方も通常の制作とは勝手が違い、様々な技法や工夫を凝らしたり、画家にとってもその効果を楽しむことができて、新鮮な魅力となっているようです。

 煌めく宝石のようなガラス絵の世界を追求し普及活動を続けている日本ガラス絵作家協会会員の最新作をご高覧下さいませ。

同時開催 館所蔵・秘蔵デッサン展&時代蒔絵琴展

     

   

  

 

                 

 

     

  

 

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