第21回記念「煌めくガラス絵」展

~日本ガラス絵作家協会会員24名による~ 

  平成31年3月1日~4月7日

ガラス絵は、ステンドグラスの補修としてヨーロッパで開発され、清時代に中国に渡り、十七世紀頃日本へと伝わりました。当時は、ガラス自体がとても貴重なものでびいどろ絵、玉板油絵などと呼ばれました。十八世紀には司馬江漢が、十九世紀には葛飾北斎なども描いていたという歴史があります。

1998年、此木三紅大を中心に、途絶えつつあるガラス絵を復活してその魅力を多くの方に伝えたいと「日本ガラス絵作家協会」を発足し、以来20年に亘り制作、普及活動を続けています。

ガラス絵は、平らな板ガラスの裏側に描かれます。それを表側からガラスを透して鑑賞いたします。最初に描いた色が表面の色彩となり、後から塗った色の層が絵画の背景となります。そして左右も逆になるため、描き手は工夫を凝らして描かなければならず、そこが魅力ともなっています。特に宝石のように煌めく光沢が美しく、今、静かなブームとなっています。

特に発色が美しく、宝石のような煌めく光沢が特徴となっています。今回は、日本ガラス絵作家協会の会員22名による最新作、約80点を展示いたします。ご高覧下さいませ。

●イベント 3月10日・21日・24日「ガラス絵体験教室」開催。1500円

●併催 館所蔵・茶道具名碗展,デッサン名画展

  

  

  

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